整体とかはどうか??

 Googleで調べると、整体やら体操の類いがわんさか出てくる。そこでまずは整体に頼ってみることにした。
 埼玉時代にお世話になっていた整体がある。
 今や整体なんてちょっと大きな道路を走ればどこでももみほぐしの看板を掲げているところばかりの花盛り。しかし、その整体もどうかと言われれば少し怪しい(と自分は思っている)。よくその昔ながらやっている整体のところにもみほぐしの店に行ったら逆におかしくなってしまったという人がよく来ていたからだ。うまい人ならいいが、そうでなければただ単なるバイトであることが多い模様。何も知らない素人に首なんて触られたらどうなることやら。美容院のちょっとしたもみほぐしも後で気分がわくなったことがあるぐらいだ。

 そもそも。整体は国家資格でもなんでもないから有象無象が箱ビル結果になってしまっているのだ。まだ鍼灸は国家資格だからまだ施術者が一定のレベルであることはわかる。整体はほんとうに一か八かの世界なのだ。
 いい整体を探すコツは地域に昔からある整体で、とにかくいろいろな人の情報を集めることに限る、という平凡なものになってしまう。
 あとは医者同様合う合わないというのもあるからもうその辺はエイヤで飛び込んでやってみるしかないのだ。

さて、以前までよくお世話になった整体は今は千葉の東金にいってしまった。らしい。誰も新しい東金の電話番号を知らない。紹介してもらった人に聞いたがその人ですら知らないとのこと。
 まずは連絡先を調べることからだった。わりと苦労してGoogleでブログを見つけて電話してみると一泊で泊まりコースがあるとのこと。整体で泊まりのコース?と頭はハテナだったが知らない仲ではないので早速行ってみることにした。

 富山から新幹線で東京まで出てそこから総務本線で一路東金へ。季節外れの大型台風でダイヤは大乱れ。さっさといかないとすぐにでも電車が止まってしまいそうだった。駅まで迎えのサービスまであってこれまた田舎に分け入っていくと今は一軒家を借りているらしい。
 着いて簡単な夕食を振る舞われ、シャワーを浴びた。ちょっとだけ整体を何十分かやってもらったがベッドから降りると痛みはすぐに戻ってくる。とりあえず明日やろうと今日は寝る。

 寝ようとしたのだが、寝られない!
そりゃそうだ。季節外れの大型台風が千葉県の東金あたりを直撃しているんだから! 風の音はすごいし、とうか家が本当に揺れている。大丈夫か思いながらなんとか一夜を過ごした。もう寝るときも痛くて側臥で足も満足に伸ばせないような状態だったと思う。
 翌朝、二時間程度としっかりとやってもらうが、やはりベッドから降りるぐらいになるとすぐに元に戻ってしまう。これは肉離れじゃないかもしれないからちゃんと医者に診てもらった方がいいとのこと。台風一過の中、一路富山まで帰ったが痛みは行きのときと変わらなかった。
 その後、MRIの画像診断から正式に椎間板ヘルニアと診断されたことを電話で伝えて整体でなんとかならないかと聞いたが、ヘルニアからくる座骨神経痛の痛みを取ることはできるがその元である椎間板ヘルニアを治すことはできないから医者に行ってほしいとのことだった。僕がこの整体士を好いているのははっきりと言い切るところでこれは医者の領域、整体の領域としっかりと分けているところだ。時折、整体のところに腕の骨が折れたからなんとかしてくれと来るお客がいると聞いてびっくり仰天した。

 結論から言えば整体では良くならなかった。
 だから、今読んでいるあなたの椎間板ヘルニアが整体で治らないかはわからない。(正確に言えば、椎間板ヘルニアからくる座骨神経痛など)
 ただ、椎間板ヘルニアの七八割程度が二三ヶ月で退縮し、痛みが軽減することを考えれば、外科的手法以外の方法を探っている間に痛みが消えてしまい、すなわちそれが整体士のワザだと勘違いしているのではないかと言う人もいる。

 ちなみに他の鍼灸は試していない。マッケンジー体操なら試したが、効果があったかどうかは疑わしい。否定もしないが肯定もできない。

 つまり、私にとって今のところ効果が認められたのは
・硬膜外ブロック注射
だけであった。

そんなわけないじゃん!

まず自分の反応としては、よくネットで見る猫のAAだ。

 椎間板ヘルニア? いや、この痛みはいつもスキーの後に来るやつだよ。と頑なだった。とにかく認めたくなかった。だって肉離れで受診しているんだよ。

ここからドクターショッピングが始まった。(A病院は富山で日曜もやっている整形外科)
 B病院は地元岐阜で有名なスポーツ整形外科。ちょうど平日の休みが取れたので行ってみた。手術も嫌いなことで知られていて、整形外科に来る人は手術ではなく筋トレとストレッチをすればほとんどの人がよくなると言っていたと思う。
 レントゲンを数枚撮って先生の見立てだと椎間板ヘルニアではないとのこと。A病院でMRIを撮るので、また画像を持って来る旨を伝える。

 C病院
 脳神経外科として偏頭痛の薬をもらうためにいつも行っている。整形外科もやっている。問診だけでヘルニアではないんじゃないですか。とのこと。…まぁあまりこちらも真剣に聞いてはいなかったけど、触診ぐらいしてもいいんじゃない?

 と、そこそこやっている間にあっという間に二十六日に。なんとか仕事を切り上げて病院へ。実はこの病院仕事場から四十キロ程度離れていて高速で一時間切れるぐらいの距離なのだ。
 結果は二十九日となった。この頃、ふくらはぎの裏の痛みは日に日に痛さを増しておりこのあたりからシャワーを浴びるにも立って浴びるようになったりパンツを履くのも苦労するようになりつつあった。まだなんとか靴下ははけていた。

 運命の二十九日。
 名前を呼ばれて診察室に入るなり、目に飛び込んできたのは、自分のMRI画像。
そして、明らかに飛び出ている!
「確かに、ヘルニアですね!」
 ヘルニアのMRI画像は調べるうちにいろいろ見てはきたもののここまで立派なものもなかなかないと思う。とりあえず、素人目に見ても椎間板ヘルニアと認めざるを得ないほどはっきりしたものだった。

 僕は膝の担当だからと先生は腰の先生の予約を取ってくれるらしい。そこで取引先の社長から聞いた富山大学の先生を指名。またしても水曜日の午前中という大変な時間になってしまった。
 歩くのもつらそうな僕に"とりあえず一本いっとく?"的なノリでブロック注射を薦めてきた。
 あれが痛いと噂のブロック注射か! この痛みから解放されるならとベッドに寝っ転がる。近くに薬を置くための足つきの台がちょうどいい高さに合ったので食いしばれるようにがっちりと両手でホールド。
"さあ、こい!"
 と、思ったらそんなに痛くない。んん? と思っていたら突如、右足に腰からつま先まで電撃のような痛みが走る! 思わず
「右足、いたっっ!!」
と叫ぶと
「あー、それじゃこれキクよー」
と先生。そんないい酒はこれがあるんだよみたいなノリで言わないでと思いながら、はい終わったから降りてね。
 じゃ、来週の水曜日そのK先生に見てもらってね!
 で終わってしまった。ブロック注射って終わった後一時間程度は薬剤を留めるために寝てないとだめじゃないの? とは思うけれどとりあえず言われたとおりにする。

 これにて一本目のブロック注射が終わった。

 ブロック注射をうって診察室から出る頃にはもういきなりよくなる人も多いそうだが、残念ながら自分はそういうタイプではないらしく、日が経つにつれて段々とよくなってくるのが実感できたタイプだった。

 それでも次の腰の専門であるK先生の診察日にはもう結構腰が痛くなってきて二本目のブロック注射をお願いしたのだった。

 このあたりからいよいよ椎間板ヘルニアだと言うことが真実味を帯びてきて、いろいろ調べるようになった。

はじまりの十月

 二年ぶりの更新がこれとは。。。

 椎間板ヘルニアになりました。L5/S1です。なってしまったものは仕方がない。ので、せっかくなのでこれからの人達用にまとめます。正直半年も前のことなので忘れてしまっていることも多いのであしからず。これから継ぎ足していきます。

 二十九歳になるまで大病は一度も患ったことはない。そりゃ確かに片頭痛はあるわ、お腹は下しやすいし、顎関節症もある。それでも手術が必要なほどの病気にはなったことがない。たしかに体は硬くて親父が腰をよくぎっくり腰をやっていたから自分も気をつけなきゃとは思っていた。それぐらいだった。
 最初に感じたのはロードバイクで富山から高山まで走破したときからだった。かねてから国道41号の終点に住んでいる自分としては"この餅をまっすぐに行けば実家にたどり着く"という事実からぜひ自分の足で走り抜きたいと思っていた。(より正確に言えば近くに行くだけで町内に擦りもしない。たどり着くのは隣町だ)
 距離にしてして二百キロ。琵琶湖一周程度だけれど、きつい山越えが最低二カ所ある。一つは神岡の峠と高山と下呂の間の宮峠。この二つがあるからこそ自分のような貧脚ライダーではとうてい一日では走破できないのは百も承知。
 どこで一泊するのか、富山から高山まで行くにも越中西街道と東街道と二つありどちらを選択するのか。
 時は八月。外は富山といえども命の危険を感じるほどの暑さ。そのため室内トレーナーを買い、仕事が終わってからも一日一時間程度を目安に室内で漕いでいた。もちろん室内のローラー台とは違うことはわかっていた。ただ、漕ぐという日常生活にはない動きを体に染みこますためだ。
 決行は十月一日。
※ここから先はロードバイク日記になってしまうので割愛します。暇だったらアップしてみます。

さて、いろいろあって帰っては来ましたが、数日たってもどうにも右足のふくらはぎの後ろが痛い。でも、最初はおかしいとは思わなかった。なぜなら、いつもスキーをすると右ふくらはぎの後ろが痛くなるのだ! 姿勢が悪くてどうしてもそうなってしまい、スキー後は入念なストレッチをすることで毎日のスキーでも問題ないようになっていた。今回もこれだ。と、そのときは思っていた。

ちなみに、十月八日の関の刃物つまりで牛刀とペティナイフ、あとはパン切り包丁と三本買ったり、十月九日の高山祭りも行ってきた。二日間で結構歩いた。違和感はあったけど、とりあえず歩けるから歩いた。今考えればこれは結構な悪手だったかなと思っている。。。


 ところが。
 
 
 あまりにも治らないので十月十五日日曜日(だったはず)に富山県で日曜日もやっている整形外科を見つけたので早速チェックをするとなんと今日の当直の先生は膝が専門の先生だと知る。これは僥倖。と言わんばかりに早速行ってみるとこにする。
 空港のロビーを思わせる待合室で待っていると、肩に手をまわしてしかめっ面の人や草野球をやってましたといわんばかりのおじさんがストレッチャーで運び込まれてくる。なるほどこの病院はそういう病院なのかと妙に納得した。
 さて、一時間も過ぎてキンドルで買いあさったキンドル本も読み飽きた頃にようやく呼ばれた。

 先生は僕が入ってくる姿を見ながら痛そうだねと一言。ベッドに寝っ転がっていろいろな触診をして、次の言葉が
「うん、椎間板ヘルニアだね。間違いないよ。MRIの予約しておくね」

 この一言が半年以上に及ぶ椎間板ヘルニアとの闘いのゴングだった。

イヤホン備忘録4 中華イヤホン1 KZ X6

アンダー一万円の国内入手が楽なイヤホンをサクッと横においてさっさとはじめましょう。

中華イヤホン その1
KZ X6
使ったイヤーピース スパイラルドット R:MS L:MS
……フウセンカズラだとボーカルが遠い。紙一枚とかではなく、壁一枚? といぐらいボーカルが遠い。それでも、ドラムの響きはいい。

翻ってイヤーピースをコンプライにしてみよう!
……ドラムとかの低音の響きはかなり良くなった。で、ボーカルはどこ? いや、想像通りでしたが。
低音主体の曲なら……と思いましたが、今度は高音が遠すぎて臨場感が無い。。。こりゃ自分の用途には合いませんね。

褒められる点は
・KZシリーズの絡みやすい・タッチノイズがひどいケーブルでないこと。
・精度がそこそこ。

と、思っていましたがイーグルスホテル・カリフォルニアエリック・クラプトンのレイラを聞いていたら、このイヤホンの方向性がなんとなくわかってきました。ラスト・リゾートも優しくしっかりと鳴らしてくれます。(それでもボーカルはちょい遠い この辺は好みですね。
 
それよりも、なんだかこれにクリソツなんですけど。。。

marantz インナーイヤーヘッドホン HP-101/FX1S

marantz インナーイヤーヘッドホン HP-101/FX1S

*1

*1:おそらくパクリ元

イヤホン 備忘録3 とどのつまり

今メインで使っているイヤホンはこれです。

VictorのFX850にこちらにリケーブルしてます。
これである程度の区切りがついていますw

SE846も聞いたんですが、どーにもリスニングではなくモニターな音で好みに合わず……Weston W60は好みでしたが、とてもではないですが、趣味においそれとかけられず。。。リケーブルしてお茶を濁しているような状態です。

Beat Audio Supernova for Shure イヤホンケーブル BEA-1757

Beat Audio Supernova for Shure イヤホンケーブル BEA-1757

eイヤホンで聞いたらこれには驚きましたが、ケーブルにさんまんえんはちょっと……それならFX1100買うよ。。。



はてさて、いつもは一万円以下ぐらいのいわゆるおいしいところを狙っていたのですが、最近は…巷でちょっと流行っている中華イヤホンが気になります状態です。
暇なんで一気に200ドル買ってしまったり。なにやってんですかね。ホント。

イヤホン備忘録 イヤホン沼への入り口

先に断っておきますが、私はでイヤホンを使わねばならない環境ではありません、それこそ学生時代はディーゼルカー、地下鉄などを乗り継いでいたのでこんなのを使っていましたが……

地下鉄ではそこそこでしたが、ディーゼルカーではあまり効果が無かったですw

今は自動車関係の仕事をしているため、移動はほぼ自動車です。

それでは、なぜイヤホンに嵌るにいたったか?

自宅で聞くため??

違います。

自宅ではサンスイのアンプとYAMAHAのスピーカーがあります。自宅でもスピーカーが主です。

つまり、イヤホンを使うことが趣味なんです。

ナニ考えているんですかね。。。