俺の妹がこんなにかわいいわけがない

俺の妹がこんなにかわいいわけがない 14話〜16話 ネタバレあり

dアニメストアで見ました。二期から見ました。実の妹がいる身からしたら、考えただけでもちょっとうすら寒いので、勘弁してくれと思っていました。
 内容はまぁよくあるもの。今更説明の必要すら感じません。

 盆明けから公開されていたので、いろいろ意見を見ましたが、原作と忠実でネタバレになってしまいますが、いろんな女の子のフラグをたてておきながら実の妹をとるという、"やっちまった"選択を主人公はしてしまいます。

 見てて思ったのですが、問題はここから。これってちょっとひどくないでしょうか。好きなら好きでいいでしょう。ホモでもレズでも私個人 としてはもっと寛容になってもいいと思います。

 話がずれました。この作品が叩かれている(少なくともネットではそう見えた)それでも、好きだと告白して選んで終了って18禁ゲームですか?!

 最近のライトノベルの問題点は選択肢のないゲームに付き合わされているように思えてなりません。ゲームならクソゲーと言って終わり。ドブに捨と思うも時間長い人生からしたら微々たるものでしょう。

 小説は違います。小説のメリットとして他の媒体にない強みがあります。それは時間の長さ。映画でも大体三時間で収まってしまいます。対して小説は長い時間読者を拘束できるとある有名作家は言っていました。(どなたの言葉かは忘れました。
そんな小説が何作、何十作と続いて読者を拘束してびっくりな展開でそのまま終わる。これでは読者も納得しませんでしょう。もっとも、終わりを作るだけまだましという意見も重々承知しています。ハルヒいつになったら、終わるんだ。。。

実の妹に好きだ。というんだったら、主人公にもっと言葉だけでなく、行動をもたせてもよかったでしょう。つまり、終わったけど納得できないというのはまだ通過点なのに勝手に終わってしまったから。

ま、ここまで読んでもらった方にはヨスガノソラというアニメが浮かんでくると思います。(まだ未視聴で、えらそうな事はかけません)あんな終わりでも逆に良かったんじゃないんですかねぇ。

とはいうものの、俺妹という作品がどういうものであるかと考えたら、もっとも無難な所だとは私も思いますけどね。……いや、絶対に正解とは言えませんよ。

結論…小説としてはあの結末はいかんでしょう。でも、俺妹という作品で読者を考えたら最も無難なところ。